福岡で７００余年の伝統を誇る『博多祇園山笠』。
国の重要無形民俗文化財に指定され、また、平成２８年にユネスコ無形文化遺産にも登録されました。

私達は、この祭りを支える「山笠大工」「日傭方」として代々活動しています。
博多人形師の先生が作り上げた豪華絢爛な人形や飾り。
その人形や飾りを乗せる土台部分である「山笠台」の組み立て。
人形師の先生の指示のもと行われる「飾り付け」。

これらの過程では様々な神事が執り行われ、古くからの伝統に基づいて厳格に進められます。
釘を一本も使わず木材だけで組み上げ、縄で締め上げていきます。
数多くの伝統と職人の技が受け継がれているのです。
私達は伝統を守り、伝統技術の継承、そして後継者の育成に務めています。